前回、修理の手段をいくつか上げましたが、それぞれの手段を並行して情報収集し最善の策を探ります。
一番の簡単な手段、純正部品にて修理。
それが何と部品価格を見積したらホース4本で驚愕の27万円(税別)と言う、とんでもなく理解に苦しむ部品代です。
ゴルフⅢカブリオは、このホースの劣化によるオイル漏れ、それと幌が破れてしまう事。この2件の修理はとても高額の修理代が掛かることで、これが車の買い替えのタイミングとなってしまう様です。
もしディーラーへ行ったとすれば、こんな会話になったかも?
↓以下、架空の会話です!
■セールス「修理が大変高額になってしまう様です。
年式も年式ですので、この機会に新車へのお乗り換えを検討なさってはどう でしょう?」
●私 「あのう~!中古で買ってまだ3カ月で1,000㎞も走ってないんです」
■セールス(心の中で)「ダメだこりゃ!」
日本では、たとえドイツ車であっても古い物を大切にする文化は“いばらの道”の様ですね。
悔しいから、貧乏人の俺が修理しながら“外車”に乗り続けてやる!外車にね!
ただ申し訳ないのですが、私には新品純正部品を発注しての修理は選択肢から消えました。
そして色々情報収集する中、アメリカ(フロリダ州)の業者が社外品を製作販売しいることが判りました。しかも4本で送料を入れても5万円強の価格で手に入る様です。もうこれしかないと心は決まりました。
早速オーダーして、待つこと10日間。
太平洋の向こうから飛行機に乗ってやって来ました。
説明では純正品よりも高圧力に耐え、表面の樹脂もオゾンによる分解に耐える高い耐久性を謳っています。そう言われると見るからにしっかりした品質に感じます。
まずはポンプ側から取り付けて・・・
左右に振り分けてリアシートの両側内張の中へ引き込みます。
両側のシリンダーに2本ずつ、押し側・引き側を間違わない様に接続します。
早速、交換終了。
最後に油圧ポンプに作動油(パワステオイル)を注入してエアー抜きをしたら交換終了です。
やっぱり古くても機能が完調に作動するのは、とっても気持ちが良いですね。
やっぱり輸入車、修理の手段により掛かる費用が桁違いに違います。
これも趣味として車を楽しむ醍醐味ですね。
幌の油圧機能、修理完了!