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まずは、分解前の姿から。また、この姿となって蘇るのはいつの日なのだろうか? |
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| ボンネットを外すとエンジン全体が現れます。強制空冷のファンダクトの形で空気の流れが想像できますね。ハーネスは一つ一つ外しながら荷札を付け、組み立てる時に間違えの無いよう記録します。それと、今の時代、便利なのがデジカメでしょう。各部を分解前に撮影して取り付け状態を記録して置きます。 |
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エアークリーナー、燃料タンク、セルモーターと外して行きます。 |
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| 心配していたEXマニのナットも上手く外れてくれました。今回、このスタッドボルトが欠けてしまうのを一番心配していました。ガスケットも極力再使用できるように丁寧に剥がします。 |
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並列2気筒のシリンダーが姿を現しました。空冷ツインのオートバイのエンジンに似ていますね。 |
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| 反対側を覆うシュラウド(導風板)を外して行きます。 |
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シリンダーがむき出し状態となりました。それにしても汚れが凄いです。 |
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| ダクトを外すと中から強制空冷ファンが姿を現します。ファンはクランク軸より上部にあり、ギヤで増速され、冷却用の風量を増し、また同軸上のダイナモは発電量を増す設計です。シンプルですがよく考えた設計ですね。 |
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ステアリングのギヤーボックスと足回りを外し、残ったのはエンジン単体ですね。やっぱり、トラクターはエンジンにタイヤと椅子を取り付けた機械ですね。 |
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| シリンダー横の4本のパイプはプッシュロッドです。つまり、弁機構はOHVですね。 |
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シリンダーフィンのUPです。各気筒独立したシリンダーとヘッドを持ち、部品としても各気筒共通なようです。部品交換や修理の面では画期的な発想ですね。フィンの隙間は油とホコリで目詰まり状態でした。これでは冷却高率が悪いでしょう。 |
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| ヘッド上のプラグの様に見えるのは燃料噴射ノズルです。ここには噴射ポンプから高圧の軽油が送られて来ます。その下に見える部品がグロープラグです。エンジン始動の際には数十秒間通電してエンジン内部を温め、着火しやすくします。 |
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ヘッドカバーを外したところ、ロッカーアームはドロドロの汚れがこびり付いていました。これでは旨く潤滑できないでしょう。綺麗に洗浄してタッペット調整もしなくては。 |
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| 以上、分解の様子を報告しましたが、この後、こびり付いた汚れを落とします。何しろディーゼルエンジンはガソリンエンジンと比べ汚いです。外部も汚ければ内部もススだらけ、この汚れが作業を進める手を妨げます。その反面、空冷エンジンは錆の発生が少なく、構造もシンプルです。たぶん故障も少なく、丈夫で長持ちだったのでしょう。今でも数多くのTBの空冷トラクターが生き残っているのは、そんなことが要因なのでしょう。 |